『運動不足を解消したい』じゃ体は変わりません!

『運動不足を解消したい』じゃ体は変わりません!

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ダイエット成功経験ない方専門ウェルネス習慣化トレーナー。スポーツ医科学分野では国内最高偏差値の筑波大学院博士前期課程を修了。クライアントの約8割が3ヶ月で3〜12kgのダイエットに成功し、そのほとんどがリバウンドせず体型をキープ・向上させている。無理のない習慣化の提案で厳しいトレーニングが苦手と諦めていた40代〜50代女性に好評。趣味は読書とカフェ巡り。

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茨城県つくば市でパーソナルトレーナーをしている川谷 響です。

パーソナルトレーニングでは、その人の目的や悩みに合わせてプログラムを作らせていただきます。

自分が担当させていただいるクライアントさんの中には、

『-5kgダイエットしたい』
『肩こりを解消したい』
『ヨガインストラクターみたいな体になりたい』

など様々な目的を持たれていらっしゃってくれます。

その中で、

『運動不足を解消したいんです』

という方もいらっしゃいます。

ネット検索を調べてみても、運動不足を解消したいという理由で情報収集している人は意外に多いようです。

これは決して悪いことではないと思いますし、良い心がけであることは間違いないのですが、

『運動不足を解消したい』という目的だけで身体を変えるのは難しいです!

体を変えることが目的でないならそれでもいいかもしれませんが、それでは継続させるのは難しく、

もう一歩踏み込んだビジョンがある方が習慣化に繋がります。

今回は運動不足を解消したいでは体が変わらない理由ついてお話したいと思います。

そもそも何で運動不足を解消したい?が見えているか

そもそも、あなたはどうして運動不足を解消したいと思ったのでしょうか?

・友達がジムに通い出して自分もやらなきゃと思ったから?
・健康診断で医者に勧められたから?
・何となくこのままじゃまずいと思ったから?

動機は素晴らしいと思います。

ただ、こういった理由で運動不足を解消したいと思っている場合には注意すべき点があります。

それは、自分の意思というよりはむしろ他人や外に意識が向いているということです。

他人や何かに触発されて『運動をしなきゃ!』と思ったことはとても素晴らしいことです。

ですが、運動を続けようと思ったら理由が漠然としすぎています。

運動は、漠然とした目標だけでは継続していくのが難しいですし、それでも継続していかなければ一定の成果をあげることはできません。

難しいことを継続していくには、自分の中で主体的にある明確な目標を設定することが最も重要です。

もし、『なぜ運動不足を解消したいと思ったんですか?』と言う質問に対して、

明確で具体的な答えが出せないようであれば、そこをまず自問自答してみましょう。

例えば自分であれば、トレーナーとして本音の建前の指導をするのはクライアントに失礼だと思っているので、

トレーニングすることが仕事の一つだと思って運動をしています。

(デブに痩せろって言われても、痩せたいと思わないですよねw)

アスリートに指導するときでも、自分がいいフォームでいい見本を見せられないと信頼はしてもらえませんし、そのためには日々トレーニングで体を作る必要があると思っています。

まぁ、筋トレが普通に好きになっちゃってると言うのはありますけど(笑)

話を戻して、運動不足を解消したいと言う目標から一歩踏み込んだ目的を自分の中で持っているかどうかが大事になってきます

目標と目的の違いについては、こちらの記事も参考にしてみてください!

健康をつくることは、“習慣”をつくること

2020年1月6日

運動はあくまで手段の一つです!

なぜこんなことをわざわざいっているかと言うと、

『とりあえず運動すればいい』と思っている人が意外に多いからです。

これはフィットネスクラブに通ってすぐ辞めてしまう人に多い傾向だと思います。

トレーナーの自分が言うのも何ですが、運動はあくまで手段の一つにすぎません。

確かに、運動はやらないよりやった方がいいですし、続ければ何かしらの効果は確実に現れます。

ただ、それも“何に対しての手段なのか?”をちゃんと考えないといけません。

ダイエットのための運動なのか?
健康増進のための運動なのか?
カッコいい体になるための運動なのか?

運動不足を解消したいと思っている人が、仮に体型が気になって運動をしたいと真に思っていたとしたら、

運動の前にまず食事を見直す必要があるかもしれませんよね?

大きい筋肉をつけたいのにランニングをしても求める効果は見込めないのと同じで、

運動はその人の目的によってやり方が変わってきますし、そもそも目的によっては適切でない場合もあります。

だからこそ、運動不足という漠然とした目標ではなく、何のための運動なのかを意識して運動に取り組むことが大切です!

『運動不足を解消したい』という漠然とした目標で運動をしても変化は現れにくいですし、自分で何かしらの変化を感じられなければモチベーションも上がらなくなって続けられなくなってしまいます。

運動は義務感でやるものでもなければ、期間限定でやるものでもありませんから。

運動不足解消の先にあるものをイメージする

ここまで、運動不足を解消したいと言うことに関して、少し批判的な意見を述べさせていただきましたが、

何度も言うように決してその理由が悪いとは言いません!

大切なのは、運動不足を解消することで得られるものは何かがイメージできているかどうかということです!

例えば、

・運動不足を解消することによって毎日の仕事が楽々こなせるようになる
・運動不足を解消することによってメタボ体型を脱却してスリムな体になれる
・運動不足を解消することによっていくつになっても自分の足で好きなところにいける

こんな感じで、運動不足を解消することによって、自分が得られるワクワクするような未来が見えていたらその人にとって運動は楽しく価値のあるものになってきます。

そいったワクワクするような未来が見えないままで運動をしても人は続けられません。

だって運動はどちらかというと、きついことですしやりたくないことだからです。。

運動指導をする身として、クライアントに満足いく成果をあげていただくのはもちろん大切にしています。

ですがそれ以上に、クライアントには運動を好きになってもらいたいし、自ら進んで運動するようになってもらいたいと思ってます。

だからこそ、そのためにはその人自身が主体的な目標を持って、

その先にあるワクワクするような未来をイメージして運動に取り組んでもらいたいわけです!

まとめ

以上のことをまとめますと、

運動不足を解消するために運動をしようとするのではなく、『なぜ運動不足を解消したいのか?』という一歩踏み込んだ目的まで考えて運動はしたほうがいい。

運動不足を解消したその先にあるワクワクするような未来をイメージすることで、運動は楽しく効果的で継続できるものになる。

運動は必ずあなたにいい影響をもたらします!

是非とも運動不足解消だけじゃなくて、より明確な目的と良いイメージを持って運動に取り組んでみてください!!

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