健康をつくることは、“習慣”をつくること

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茨城県つくば市で活動するパーソナルトレーナー。病弱の肥満児だった少年時代から、スポーツを始めたことをきっかけに中学・高校では皆勤賞、校内体力テストでは3年連続1位に。駆け出しのトレーナー時代は超ブラックなパーソナルトレーニングジムの仕事に鬱を患いながらも、そこでの経験を乗り越え、これまで累計2000人以上のクライアントの身体作りをサポートしてきた。

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茨城県つくば市でパーソナルトレーナーをしている川谷 響です。

近年、健康ブームという言葉をよく聞きます。

2020年の東京オリンピックの影響もさることながら、

  • スポーツ庁の発足
  • ライザップなどのマイクロフィットネスジムの普及
  • 生活習慣病の蔓延
  • 健康市場・産業の発展

など様々な出来事が合間って、国民一人一人の健康に関する関心が年々高まっているように感じます。

補足
ちなみに、2017年の東京マラソンの募集人数は32万人で、抽選倍率は12.2倍と過去最高を記録したそうです!

これはとても嬉しいことでもありますが、『健康ブーム』という言葉にはちょっと引っ掛かりがあります。

ブームということは、一時的な盛り上がりのことを意味します。

ということは、しばらくしたら健康への関心はなくなってしまうのでしょうか?

本来、健康は一時的なブームとしてではなく、その人自身の習慣になっていくべきものではないでしょうか?

だから、健康づくりに励もう!と思うなら、ブームに乗っかるように行うのではなく、習慣を作るように行なっていかないといけないと思います。

パーソナルトレーニングの業界でも、そうした健康ブームに乗っかって短期ダイエットや短期ボディメイクを売りにするジムがとても増えています。

それが悪いとは思いませんが、それによって得られる価値が自分の中で見えていないと、せっかくかけた時間もお金も無駄になってしまいます。

今回は健康づくりにおける習慣の大切さについてお話ししたいと思います。

健康にゴールはない

皆さんは、何を持って自分が健康だと判断しますか?

WHO(世界保健機構)の定義には、

健康とは、病気でないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態にあること
引用:日本WHO協会より

という定義があります。

これはこれとして間違い無いのですが、じゃあ健康にゴールってあるんでしょうか?

仮に病気でもなく、弱ってもなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも全てが満たされたとして、それが達成されたら終わりってことは無いですよね?

そもそも何を持ってその基準を満たしたかも、人によって基準が違うはずです。

心苦しい話、健康診断で一つも異常が見つからなかった人でも、ある日突然ガンが見つかってしまうこともあります。

なので、ここまでできてればOKとか、これくらいなら大丈夫とかは健康に関しては無いと思います。

健康にゴールがあるとしたら、それは自分の人生が終わるとき。

つまり、命がある限り健康であり続けようとすることが大切なんじゃないかと。

なんかずっしり重たい話になってしまいましたが(笑)、

要すると、健康にゴールが無い以上、習慣として進み続けて欲しいと思っています。

ただ、健康にとらわれ過ぎないことも大切

かと言って、健康健康と躍起になってしまうのも、それはそれでリスクを伴います。

健康志向の高い人や食事や運動を気をつけている人に限って、病気や不調を患ってしまうことがあります。

これは実際に、パーソナルトレーニングを受けに来てくださったクライアントさんにいらっしゃいました。

女性
太りたくないから、腹7分目になるようにご飯やおかずの分量はきっちり計って、食べ物も全部オーガニック食材にしています。

コンビニや大手のスーパーでは絶対買い物しません!

このクライアントさんは虚弱じゃないかレベルに痩せ細っていて、脂肪が少なすぎるために膝や関節に痛みを抱えやすい身体になっていました。

(四つ這いの姿勢を少しとっただけでも膝が痛いというレベル)

この身体のままではどんなアプローチをしても痛みをとることはできないと判断したので、まずは健康的な体重まで増やした方がいいと伝えると、

『そんな!太るなんて怖くてできません!!!』

と言って、4回だけセッションをして以降来なくなってしまいました。

『健康になるため』というポジティブな捉え方よりも、『不健康にならないため』というネガティブな捉え方が勝ってしまうとこのようなことが起こります。

本人は自分の健康のために良かれと思ってしていることが、実は自分を苦しめていることに気づけていないのです。

精神的にもネガティブな思考の方だったので、お世辞にも健康体とはいえない状態でした。

どれだけ健康にいいことをしていても、やり過ぎれば毒にもなるということです。

それを理解したうえで、コンビニのお弁当やスーパーの野菜も、上手に付き合って行くことを考えた方が良いと思います。

健康を習慣にするために大切なこと

話を習慣に戻します。

健康づくりを習慣にする上で大切なことは目標設定よりも目的設定だと思います。

目標と目的の違い

『−5kg痩せたい』
『血圧を正常値に戻したい』
『肩こりを治したい』
『周りがやってるから自分も頑張りたい』

これらはどちらかというと目的ではなく目標です。

一方で、

『着たいと思った服が全部切られるようになりたい』
『幼稚園の孫と一緒に遊べる体でいたい』
『定年後もバリバリ仕事がしたい』

これらはどちらかというと目標ではなく目的です。

簡単にいえば、目標のその先にあるものが目的です。

何が言いたいかというと、目標に向かっていること習慣になりづらく、目的に向かっていること習慣になりやすいです。

『健康のために』のその先が大事!

これは健康づくりに限ったことではありません。

先ほども言いましたが、健康にはゴールがないし、感覚として見えづらいものです。

そして、ほとんどの人が言う『健康のために』というのは、漠然とした目標であることが多いです。

だから、ほとんどの人が目に見えやすい目標に一生懸命になるけど、その先にあるべき目的までは見えてないから習慣にならないことが多いと考えられます。

・体重が減ったからやめちゃう
・血圧が下がったからやめちゃう
・逆に結果が出なかったからやめちゃう
・周りがやらなくなったら自分もやめちゃう。

それでは意味が無いんです。

健康づくりをただ単に『健康のために』と思ってやるのではなく、大切なのはその先です。

あなたは何で健康になりたいんですか?

健康を手に入れてどんなことがしたいですか?
あなたの健康づくりは目標に向かってますか?それとも目的に向かってますか?
あなたにとっての健康は何ですか?

目標を持つことはもちろん大切ですが、その先にある目的がちゃんと見えているどうかで、今あなたがやっていることの価値は大きく変わってくるんじゃないでしょうか。

まとめ

なかなか自分の書きたいことを書きたいだけ書いた記事になってしまいました(笑)

以上のことをまとめますと、

健康づくりは一時的なブームで行うものではなく、その人自身の習慣として行われるべきもの。

健康づくりを習慣にするためには、健康のためにという目標ではなく、その先にある目的に向かってコツコツ進み続けることが大事。

ということです。

私1人ではちっぽけなことしかできないかもしれませんが、多くの人にとって健康づくりが習慣なってもらえるように、これからも情報発信していきたいと思います!

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