習慣を変える要になる”キーストーン・ハビット”を突き止めろ!

習慣を変える要になる"キーストーン・ハビット"を突き止めろ!

ABOUTこの記事をかいた人

ダイエット成功経験ない方専門ウェルネス習慣化トレーナー。スポーツ医科学分野では国内最高偏差値の筑波大学院博士前期課程を修了。クライアントの約8割が3ヶ月で3〜12kgのダイエットに成功し、そのほとんどがリバウンドせず体型をキープ・向上させている。無理のない習慣化の提案で厳しいトレーニングが苦手と諦めていた40代〜50代女性に好評。趣味は読書とカフェ巡り。

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100年先まで理想の自分でいられる“習慣作り”の専門家

茨城県つくば市のパーソナルトレーナー川谷 響です。

理想の習慣作りを通してクライアントのダイエットやボディメイク、健康作りをサポートしている川谷ですが、

一概に習慣を変えると言っても、正直簡単なことではありません。

  • 職場のお菓子をつまんでしまう
  • スタバに行ったらコーヒーとスコーンを頼んでしまう
  • ラーメン屋に行ったら大盛りを注文する

こうした行動のほとんどは、本人が無意識にしてしまっている行動だからです。

中には様々な悪い習慣が重複している人もいますし、それら全てを一つ一つ変えようとしてもなかなか困難を極めます。

そこで、今回はそんな簡単ではない習慣を変える上で絶対に押さえておきたい

キーストーン・ハビットという概念についてご紹介しようと思います。

習慣を変える要!キーストーン・ハビットとは?

キーストーン・ハビットは、『要となる習慣』という意味なのですが、この概念は習慣の専門家としてジャーナリスト・作家をしているチャールズ・デュヒッグという方が提唱した概念です。

ちなみにチャールズ氏の書籍『習慣の力-the power of habit-』はニューヨークタイムズベストセラー・リストに

2年以上ランクインし、200万部を超えるベストセラーとなっています!

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人における行動の半分は習慣でできている

デューク氏の書籍によると

デューク大学の研究者が発表した2006年の論文によると、人が毎日行っている行動の約40%以上が、

『その場の決定』ではなく『習慣』だという。
(参考:チャールズ・デュヒッグ/習慣の力〔新版〕(2019)より引用)

また、習慣の研究で知られているウェンディ・ウッドという有名な心理学者が、テキサスA&M大学の学生に対して行った研究では、

人間が過ごしている時間の3分の1から2分の1くらいは習慣的な行動で締められている。

(参考:Wendy Wood and Jeffrey M. Habits in Everyday Life: Thought, Emotion, and Action(2002)より)

という結果が報告されています。

つまり、人生のほぼ半分は習慣の集積で成り立っているというわけです。

この事を踏まえた上で、キーストーン・ハビットというのはそれらの集積された習慣の中でもその人の核になる習慣で、

その核となる習慣が変わると、他の習慣にも何らかの影響が及ぶということがわかりました。

習慣は『1つだけ』変えることに専念する

この影響は、著書の中で述べられている脳科学実験でも明らかで、喫煙という習慣を変えることに専念した一人の女性が、

禁煙に成功した途端に、

  • ジョギングを始めたり
  • 食べ過ぎを克服できたり
  • 不眠症状が改善したり
  • 仕事のスケジュールを決めてテキパキ仕事をするようになったり

このような前向きな習慣の変化が現れたということです。

以上のことから、

習慣の要となるキーストーン・ハビットを改善できれば(この女性の場合の喫煙習慣)、他の様々な習慣を変えることもできる!

ということが分かったのです!

そこで、今後もしこの記事を読んでいるあなたが、自分がついついやってしまっている悪い習慣を直したい。

あるいは、良い習慣を身につけたいと思うのであれば、まずは自分のキーストーン・ハビットが何なのか?を徹底的に明らかにすることが重要です。

このキーストーン・ハビットが何なのかは、本当に人それぞれです。

  • 喫煙
  • 過食癖
  • 飲酒
  • サボり癖
  • 爪を噛む
  • ドカ食い

こうした中から自分がやめたいと思っている、あるいは他人から言われてやめた方がいいと言われた習慣から洗い出してみて、

一つの習慣を変えることに専念してみましょう。

習慣を変える具体的な方法については、これまでの記事でもご紹介しているので、是非参考にしてみてください!

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まとめ

以上のことをまとめますと、

自分自身の習慣を変える上で重要なのは、習慣の要となるキーストーン・ハビットを特定して、

その一つの習慣を変えることに徹底的に取り組むこと。

そうすれば人生の半分を締めている習慣が変わり出す!

いかがでしたか?

たった一つの習慣を変えるだけで、人生における半分の行動が変えられるとしたら、結構すごいことじゃないでしょうか!?

その習慣が、ダイエットやカラダ作りであるならば、なおのこと是非取り組んでいただきたいと思います(^^)

習慣からカラダを変えて、リバウンドしないダイエットを目指したり、運動を習慣化して理想の自分でい続けたいという方は、

習慣を作るパーソナルトレーナーの川谷が全力でサポート致しますので、お気軽にご相談くださいね!

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参考文献

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  • Wendy Wood and Jeffrey M. Habits in Everyday Life: Thought, Emotion, and Action(2002)
習慣を変える要になる"キーストーン・ハビット"を突き止めろ!

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