良い習慣を身につけたければ”ストレス”を味方につけろ!

良い習慣を身につけたければ"ストレス"を味方につけろ!

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ダイエット成功経験ない方専門ウェルネス習慣化トレーナー。スポーツ医科学分野では国内最高偏差値の筑波大学院博士前期課程を修了。クライアントの約8割が3ヶ月で3〜12kgのダイエットに成功し、そのほとんどがリバウンドせず体型をキープ・向上させている。無理のない習慣化の提案で厳しいトレーニングが苦手と諦めていた40代〜50代女性に好評。趣味は読書とカフェ巡り。

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100年先まで理想の自分でいられる“習慣作り”の専門家

茨城県つくば市のパーソナルトレーナー川谷 響です。

健康増進や目標達成のために良い習慣を身につけたいと思うのは素晴らしいことです。

ただその前に、良い習慣を身につけようと考える際に、絶対に押さえておきたいことがあります。

それは、ストレスです。

女性
ストレスが習慣とどういう関係があるの?

と疑問に思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、実は習慣とストレスはかなり密接な関係にあります。

そして、ストレスが負の方向に働くと悪い習慣に、反対に正の方向に働くと良い習慣に働きかけることができます!

今回は良い習慣を身に付けるためにストレスを味方につける方法をご紹介します。

ストレスは習慣の引き金になる!?

UCLA大学とデューク大学で行われた実験では、人はストレスを抱えると習慣化された行動をとることが多くなるということが報告されています。

また、南カリフォルニア大学で習慣をテーマに研究をしているウェンディ・ウッド教授は以下のように述べています。

人はストレスを抱えているとき、意志の力が弱まっているとき、あるいは重圧に押しつぶされそうになっているときには

簡単に決断を下せなくなる。

疲れすぎて決断できないときには、いつもしていることをただ繰り返す傾向がある。

(引用:スティーブンガイズ/小さな習慣(2017)より)

このことを実際に川谷がパーソナルトレーニングでサポートしているクライアントを例にしてみましょう。

看護師業をやっているクライアントさんでダイエットを目的にしている方なのですが、あまりにも糖質の摂取量が多いので、

間食で甘いお菓子を控えるようにアドバイスしました。

セッションの際は『わかりました!絶対頑張ります!』と意気込んでいたのですが、次の人の食事報告連絡で、

女性
すみません。仕事で疲れちゃったのでどうしても食べたくなっちゃってお菓子を。。。

ときました。

まぁ、あるあるのことなのですが(笑)これこそまさにストレスによって悪い習慣が引き起こされた例だと思います。

普段からお菓子を習慣的に食べている人が、お菓子をやめようと思って頑張るけど挫折する場合は、大概ストレスや疲労がたまったときに起こります。

ですが反対に、ストレスが良い習慣を引き起こす引き金にもなります。

代表的なのが運動ですね。

最近では仕事終わりにジムに行って汗を流す人が増えてきていますが、あれこそまさに仕事中にたまったストレスを、運動で汗を流したり、

レッスンで声を出してカラダを動かしたりすることで発散するという習慣がついていると考えられます。

このように、ストレスは人の習慣に対して良くも悪くも関与するということです。

ストレスをきっかけに良い習慣をつけるには?

ではここまでの話を聞いて、どうせだったらストレスを良い習慣が身に付く方向に仕向けたいところですよね?

ここからはストレスをきっかけにして良い習慣を身に付ける方法をご紹介します。

まず押さえておきたいのが、習慣には3つのループがあるということです。

習慣には、

  1. きっかけ
  2. ルーティン
  3. 報酬

この3つのループによって構成されています。

これについて詳しく知りたい方はこちらの記事をご参照ください。

【超重要】悪い習慣を断ち切るための4つのステップ

【超重要】悪い習慣を断ち切るための具体的な4つのステップ

2020年3月6日

ざっくり説明すると、習慣的な行動は

  1. きっかけとなる事象が起きて
  2. そこから習慣的な行動をとり
  3. それによって何かしらの報酬(感情的満足や達成感など)を得る

という手順を追います。

今回は、このうちのきっかけがストレス要因なので、例えば

  • 仕事で疲れがたまった
  • 友人や恋人と喧嘩した
  • 職場の上司に怒られた

こうしたストレス要因のきっかけがあった際に、これらの要因を解消できるあるいはこのストレスを上回る報酬を設定してあげれば良いわけです。

先に悪い習慣になる例を上げると

  • 友達とラーメン大盛りを食べに行く
  • ケーキのやけ食いに走る
  • 自宅に引きこもってNetflixを見る

これらは絶対やったらあかんですね(笑)

おそらくそれらをやった後には後悔だけが残ります。

なので、

  • スポッチャで友人と遊び倒す
  • カラオケで歌いまくる
  • ジムで筋トレをする

など、アクティブにストレスを発散できたり、やった後に何かしらの達成感が得られるようなことをルーティン化してしまうのがオススメです!

逆に、既にストレスをきっかけに悪い習慣を身につけてしまっているという人は、その習慣を別の何かに置き換えることを考えてみましょう。

例えば、仕事で疲れたらついチョコを食べてしまうという人は、ミント味やレモンフレーバーのすっきりしたガムを噛むようにするというのも一つです。

清涼感や柑橘系の酸っぱい感覚は、疲労した脳にリフレッシュ感を与えてくれ、尚且つそこから甘いものを食べたいと思う気持ちを和らげてくれます。

はじめからもう、『疲れたらすぐガムを噛む』というルーティンを自分のルールとして組み込んでしまえば、疲れを感じた習慣にガムに手を出せば良いので、

甘いものと格闘する必要はありません。

まとめ

以上のことをまとめますと、

ストレスは良い習慣にも悪い習慣にも等しく影響を与えるため、人はストレスを抱えると習慣的な行動をとる。

ストレスを事前に察して、それを解消あるいは報酬として上回る良い行動を予め決めておくと良い習慣が身に付く

です!

現代人はストレスに溢れているのは確かです。

でもだからこそ、多くのきっかけ(=習慣を変えるチャンス)があると思って、是非取り組んでみてみてください(^^)

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参考文献

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