茨城県つくば市でパーソナルトレーナーをしている川谷 響です。
これまでダイエットや筋トレなど、身体作りを習慣にするための方法を記事で書いていますが、今回ご紹介する方法は一番強力な効果を発揮します!
ダイエットや筋トレに関わらず、英語や資格といったスキルの勉強や、こうしたブログを書くといった習慣も、1人で孤独に行うとなかなか継続しにくいものです。
そこで大事になるのが、コミュニティ(=共有の目的意識を持った仲間)です!
今回は習慣化が加速するコミュニティの大切さについてお話します。
音声版もあります!
ダイエットや筋トレの継続にコミュニティが必須の理由
冒頭でも少し触れましたが、何か物事を続けようとする際に、1人でコツコツと頑張るのは意外とハードルの高いものです。
詰まるところ、筋トレサボっても誰も咎めるわけではないし、ケーキをどか食いしてしまったとしても『あ〜ぁ食べちゃった』で済んでしまいます。
そんな時に、共通の目的意識を持った仲間がいれば、いい意味でお互いを管理し合うことができます。
また、それぞれの継続の進捗を定期的に報告しあったりすれば、『〇〇さんが頑張っているから自分も頑張ろう!!』と思えるので、挫折する可能性がぐんと低くなるわけです。
仲間と取り組んで継続率が3倍に!
実際に、この仲間と取り組むことで継続率が格段に高まったことを報告している研究がいくつかあります。
ある研究では、ジム通いを始めたばかりの181人の男女を対象に、3つのグループに分け調査を行いました。
(参考:Get thee to the gym! A field experiment on improving exercise habits/SimonCondliffe et al.より)
その3つのグループとは、
- 習慣化できたらご褒美をもらえる
- 他人と競わせる
- 仲間を作る
と言う感じです。
この結果はというと、ご褒美をもらえるグループは一番継続率が悪く、2番目に競わせたグループ、そして1番継続率が高かったのが仲間を作るグループでした。
もちろん、3つのどのグループもジム通いスタート前よりは運動を習慣にできていたのですが、中でもジムに仲間を作ったグループはそれ以前の3倍の運動習慣が身につきました。
この結果から見るに、習慣化を目指す上で仲間作りがどれだけ重要なことかお分りいただけると思います。
継続する目標は一緒じゃなくてもOK!
ここまで、ダイエットや筋トレを継続するには仲間作りが重要だというお話をしました。
そんなことであっても大丈夫です!
仲間を作ってやるメリットは、”一緒に頑張る”ということ。
なので、必ずしも同じ目標を持っていなくても構わないのです。
例えば、あなたがダイエットを頑張りたいけど、あなたのパートナーが読書を習慣にしたいとしたら、その目標を共有してお互いがお互いの目標を頑張るという感じでいいんです!
そうやって誰かを巻き込む際に、『私も頑張るからあなたも頑張りましょう!』と前向きな声をかけて誘うようにしましょう。
間違っても『あんた筋トレしなさい!』とか『私はやってるのになんであんたやらないの!?』など、相手を避難するような言葉かけをするのはやめましょう。
お互いに励ましあって、切磋琢磨できるコミュニティを作ることで始めて、挫折を乗り越えて目標を達成することに繋げていけるからです。
まとめ
以上のことをまとめますと、
ダイエットや筋トレ(に関わらないけど)を継続したいなら、共通の目的や何かを継続したい意思を持った仲間とコミュニテイを作る
です。
皆さんも1人で頑張らず、是非切磋琢磨しあえる仲間を見つけて目標に進んで行くようにしましょう(^^)
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参考文献
- Get thee to the gym! A field experiment on improving exercise habits/SimonCondliffe et al.
でも、周りにダイエットしたい人がいない。。。