茨城県つくば市でパーソナルトレーナーをしている川谷 響です。
今週は全国のスポーツ科学や健康科学の研究者が集まる第74回日本体力医学会大会に参加してきました!
実は今年の3月で学生を卒業した川谷ですが(筑波大学大学院でスポーツ医学の研究をしていました)、今年はOBとして参加してきました。
と言いいますのも、今年は川谷が修士論文で書いた研究成果を学会で発表することもあり、しかも会場がつくば国際会議場で行われるということで、
仕事の合間にちまちまとプレゼン資料を作っては筑波大に行き来しておりましたw
こんな発表をしました!
口頭発表では、川谷が大学院時代に行なった
【中高齢者におけるフォームローリングが動脈機能に及ぼす影響】
という研究内容の成果を発表させていただきました。
噛み砕いて説明すると、ひと昔前にテレビや雑誌でも話題になっていた筋膜リリースというメソットなのですが、
それが一般の中高年の人の血管を柔らかくするのかどうか?
ということを研究した内容です。
筋膜リリースについては、以下のブログで超詳しく(文字8000字くらいw)で解説しているので、ご興味があればどうぞ。
企業ブースもたくさんありました!
会場内では研究発表だけじゃなく、フィットネス用品やトレーニング器具を取り扱う企業や、研究に使われる機器を開発する企業がたくさんブースを出していました。
弊社(株式会社ORIGINESS)でも、こういうところでブースを出せるような開発をしたいな〜と思った次第です。。。
まとめと感想
学会での研究発表は、講座で話よりも正直緊張しました(汗)
(研究者の質問は鋭いので。。。笑)
学会に参加したり研究者の方々とお話しすると、より本質的な知識だったり、新しい知見が広がるのでとても有意義な時間になりました(^^)
ただもっと大切なこととして、こういった研究成果をどう社会にも生かしていくか?
これはまだまだ、というか永年の課題なのかなと感じました。
特に学会中のシンポジウムでもあったトピックですが、
『運動が病気の予防や健康作りに効果的であることは、運動を習慣にしてない人の7割以上が認識している』
つまりは、運動が大切だしやらなきゃいけないのは十分わかっている、でもできない
という人が世の中にほとんどだということです。
運動が習慣にできない理由としては、
- 時間がない
- 運動する場がない
- 運動がつまらないetc…
など色々あると思いますが、このギャップをどう埋めていくのか?トレーナーや運動指導者がどれだけできない人たちをできるに導けるか?
そこをもっと考えていかないとなと気づかされました。
まずはつくばの人たちが、運動をより身近に、より楽しくできる環境作りをしていきたいと思います!
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